【ヒサルキ】
【不思議な話・長編】
【不思議さ 3】★★★☆☆☆☆☆☆☆
『山で猿を見たら目を隠して逃げろ』
俺はある島にすんでるんだが、そこでの話。
山と海しかない所で、小さい時からじじばばに言われ続けられた言葉が
「山には一人でいってはいけない。もし山で猿を見たら目を隠して逃げろ。そしてすぐ自分らに言え。」
今までそこで猿は見たことがないが、(というかむしろ大人になって分かったことだが、この島には猿はいない)声?らしきものは聞いた事がある。
あるとき近所に7mくらいでかい鉄塔(無線のアンテナ?)の先に犬が刺さってた事があった。
それを発見したのがうちの親で(家からめっちゃ近い)、すごい勢いでそこら中に電話をかけているようだった。
田舎の人ならわかると思うが、島には防災無線と言う物があり、朝と夕方に、「今日も頑張りましょう」や「一日お疲れ様でした」とか役所から放送が各家庭にはいるんだが、その日は内容が違った。
うる覚えで申し訳ないが、必ず戸締まりは確実にすること、21時以降は外出を絶対しないこと、外に明かりは漏れないようにすること、何かの魚?を玄関先に必ずぶら下げること。
いろいろ親やじじばばに質問したが、適当に濁され何一つ教えてくれなかった。
普段は部屋で一人でねるんだが、その時は親子四人同じ部屋で寝た。
みんなが寝静まったあとどうしても寝れなかった俺は夜中トイレにいった。
電気はつけるなと言われていたのでつけずに廊下を歩きトイレにはいったまではよかった。
ついいつもの癖でトイレの電気をつけてしまった。
つけた瞬間外から、
「ギィィイイイ!」や「あ゛あ゛あ゛ぁぁぁあ゛!」
みたいな叫び声が複数して、俺は一目散に叫びながら部屋に戻って漏らしたw
親が起きて俺を抱きしめながらお経みたいなのを唱えてた気がする。
次の日、学校を休まされ、じじに寺につれてかれ坊主頭にされました。
その時じじが「〇〇〇〇の声を聞いて坊主ならやすいもんだ」といっていたのを覚えています。(〇〇〇〇は失念。多分4文字)
んでその次の日学校に行くと、何人もが坊主になってて笑ったのを覚えてる。
今自分は内地のほうにいるんだが、今だ当時の事を聞いても何も教えてくらない。
じじいわく
「おまえは島からでた人間だからな。あれはこの島の中だけにしておかなければならないものだ。一種の呪いみたいな物だからな。」
との事でした。
イロイロ謎な部分がおおくてわかりずらくてスマソ。
GJ!!
その話知らなかった
その4文字はきっとヒサルキ
ハヤニエもでてくるし
魚を吊しておくのはなんでだろう?
ヒサルキは魚に弱い?
小屋の二階でも確か魚がたくさん吊してあったような…
一種の呪いという言い回しも気になる
〇〇〇〇は完全に忘れてしまったんだすまん…というか、元からしっかり聞いてなかったのかもしれん
かなり昔の事だから、ただなんとなく、語感はおぼえてるんだよなぁ。人の名前を思い出せない気持ち悪さに似てる。
まとめをよんで自分が疑問に思ったのが、うちの島のはほんとうに猿なのかって事
うちの島は猿どころか、害獣は一匹(クマ、蛇、狐等)もいないということを確認済みなので…
あとは件の呪いの事と魚の事と目を隠せってことかなぁ。
ずっと、子供に山へ行く事をさせない為の作り話と思っていたからなぁ。
今日ダメもとで、じじばば、親に聞いて見ます。
あそこまでしておいて何も知らないって事はないだろうし
ごめん
あまりにヒサルキな話でコピペかと思ってたw
リアルに聞けるなら聞いてください
かなりwktk
あと友達にこの話しをしたら、なんで坊主にされたんだ?と言われた。
自分では、寺は坊主だからって事で納得してたけど。
あと何か聞いてほしいことある?
聞けないかもしんないけどまとめてもってくよ
さっきからwktkしながら待ってるんだが…
仮に大したことを聞けなかったとしても無事でいることを確認できるように
なんらかの書き込みだけはしてくれ
ちょっとそれに関して、イロイロ友達にも聞いてみてるから、ちょっとまっててね
昨日から風邪ひいて、鼻かみ過ぎて頭がいてぇ…
とりあえず、自分の疑問から
つーか需要あるのか?
そして今更カキコミが怖くなってきた。
何から話していいかわからんから、質問形式にしたいと思う。
わかった事はレスします
では、ストレートに…
猿の正体って何?
○○○○ってのは、ヒサルキだったんですか?
後、この話を外部に漏らしてはいけない理由は?
一番したい質問はでてるんだけど、返答待ちの間にいくつか。
・なぜ灯りを消すのか?
・お魚の意味は?
・坊主にされた理由は?
・まだいるのん?
うちのじじいわく
猿によく似たもののけの類らしい。神に近い物ともいっていた。
俺の知ってるとおり、猿は一匹もいない。ってところから聞いてみたんだが…
じじが子供の頃(数えで85歳)からある話し?(話し方によると昭和の初期)
それに関する具体的な踊りと祭もある。
〇〇〇〇に関しては、教えてくれなかった。すまん。
よく聞く話だが、呪いってのはあながち間違いではなく、しる人間がいる事によっていつまでも有り続けるとの事。
話ってのはいつまでもなくならないので、島に留める事にしたと
何か事件があったみたいだが、その事については教えてくれなかった。「年寄りが墓までもっていく事」
1.犬のハヤニエ、何名かの小学生か坊主にされた
以外の被害はありますか?
2.場所はどこですか?
東海地方ですか?
内地っていってるから沖縄でしょう。たぶん。
ハブがいないってことはM島かね?
明かりを消すのは、じじは何も教えてくれなかったのだが、親が本当になんとなく知っていたがあてにならんw
戦争に関係あるらしいが、親もそこまで知らんかった。
魚は、魔よけと贄?の意味があるとの事。
鱈の頭をミイラにしたもの。
町に伝わる踊りにも鱈の頭をかぶった踊り子がでてくる。
髪は神に捧げるらしい。
自分の考えではこれも贄の意味があるんではないかと…
なんかいろいろこんがらがってきた。
それに詳しい人プリーズ
それ以外の実害はその時はなかった様です。
ただ、じじと話してるときに、鬼憑き?漢字あってるかわからんと、メクラって単語がでてきた
場所はさすがに言ったらやばそうなので勘弁w脅されましたw
公開されてますか?
ググったら出てきますか?
まつられてるってことは、つまり神?
>住民 sageる方がいいの?
他はわからんが、島の人間は島以外の事を内地と呼びますw
沖縄ではありません。
合図みたいなもの?
今ググってみたが、公開はされてない模様。
うちの父が舞子なので、明日にでもきいてみようと思う。
普段ROM専なので下げかたがようわからんw
どっちでもいいですよ。
>>sage方
メール欄に「sage」と書くとよろしい。
でも癖のようなもので別に上がってて悪いことも無いと思うが。
そうらしい。大きい物から小さいものがあるとの事。でかいものほど危険であると。(なにが危険なんだ?)
犬程の大きさのは親は見たことがなかったらしい。
小さいものは、わりとあるとの事。規模?があるらしい
おじいさんの子供の頃≒昭和初期の事件が初めてではない?
ありがとう。
俺もワラタw
鱈の祭は鱈は主役ではないんだがサブキャラとして。神の使いとしてでてくる。
ちなみにうちの父は主役なんだが書いてググったらでてきそうだ…
んーどうだろう?父に聞いて見ないことには起源はわかんないですね。
島にいるなら資料館で調べる事もできるんだが…
自分がでたのが中学卒業してからだから、それまでは小さい?のならあったらしい。年に1、2回ぐらい。
話題になるかどうかは別として…多分今もあると思う。
祭や舞の中にそういうモチーフはある?
ヒサルキ的には(このスレ的には)「山の鬼神が人もしくは動物に憑き、小動物などを襲う」と考えますが。
鱈の頭ということだが、一緒に木の葉を置いておいたりはする?
節分に鰯の頭とヒイラギを魔除けとしておいてく、という風習がある。
それに類似するもの?
自分も気になって聞いてみたんだが、それはどうやら違う可能性が高いらしい。
確かにかなりの高さの鉄塔人に見られずに犬を突き刺すのは無理っぽいし。
一応その鉄塔を写メにとって明日送ってもらうので、きたらうpしたいと思います。
神様を祀ったり舞を奉納したりするのは、普通は神社ではないかと思いますが。
大漁祈願だからあんまり関係なさそうだけど
考えて見れば、供物は祭壇にお供えしますね。
その贄を発見した時の島民の対応は謹慎だけ?
大人たちがひそかに荒ぶる鬼神に対して儀式を行ったりしていた形跡はない?
書き忘れ
詳しくはしらないのだが、舞の中に、主役が神に目を見えなくされ、鱈の面をかぶったサブキャラが代わりに戦うという描写がある。
木の葉はない。
鱈の頭に気を取られるので、中に入ってくるのを防ぐらしい
いやいろいろあるみたい。
尖った物ならなんにでもささるんじゃないかな?
いや寺ではない。
そこの青年団が毎年開催してると思う。
>>370の言うとうり、これは自分の記憶だが、毎年神輿を担いだ後に神社の境内で舞っていたと思います
それとも家族分?
質問ばっかですまん
もしかしたら何かあったかもしれんが、自分の記憶では(あてにならないけど)うちの父が何かをしてた記憶はないなぁ。
その時から舞子だったんだが…。
俺が見たことあるのは1匹だけ
でもかなりでかかった記憶がある
でもおっしゃるとおり、豊漁の舞もあった。名前は違うかもだけど
そう、青年団。
ヒサルキ神の祟りを避けるのであれば、お寺ではその神社に行くのでは?
坊主刈りはお寺でなくとも出来るはず。
それとも神社に行くのは更なる危険を呼ぶので、別の防御施設であるお寺に避難した?
腐ってたとか、傷跡があったとか
贄なら無くなっていたほうがいい。
残っているなら>>373に因んで、祟りなす神への対抗=魔よけと考えられますね。
自分の考察で申し訳ないが…
多分島ぐるみで何かがあるのは確実。
んで横の繋がり?が密接なので寺ではないのかと。
確かに髪切るぐらいならどこでもできるし。
髪さえあって神聖なとこならどこでもよかった?
うーん
>>382のほうがあってるっぽいが…
いや特に変化はなかったっぽいが、見せてもらえなかった(と言うか怖くて見れなかった)
何年かに一度作りかえるようです
じじいわく
それで遊ぶ?ともいってました
鱈の頭の干物なんだろうけど、単純に風化するのか、じゃれつかれてぼろぼろになるのかして交換する、ってことじゃ?
もどった
連投規制くらったw
だいたいあってると思います。
ただ主役は天狗?です。
確か舞が12か13ぐらいまであったと思います
鱈の頭の干物、多分ミイラに近いと思います。
交換するのをみたときは結構ボロボロになってました
明日(もう今日だけど)にしましょうか。
もう夜も遅いので。
むしろ質問して頂いて助かってますw
自分でも整理しきれないので…
頭痛の薬のんできたので朝までいけます!
こういうのは何に明るい人が詳しいのでしょうか?
民族学?
明日詳しい友人がいたらあたってみようかと…
ノってる様だから続けます。
するとその神社に祀られているのは、
×荒ぶる山猿神
×鱈を眷属に持つ海の神
○天狗
でおk?
いや奉られてるのは、山神です。
舞う人は獅子ってよんでますが…顔はほぼ人間です。ってか猿か?
訛りが強いのでヒヒだったり…しないかw
乙ですw
覗いた時にわかる範囲で答えます。
よろしくお願いします
○核心
・「猿」とは
猿によく似たもののけの類らしい。神に近い物ともいっていた。ただし島には猿は一匹もいない。
じじが子供の頃(数えで85歳)からある話?(話し方によると昭和の初期)
それに関する具体的な踊りと祭もある。
・○○○○(覚えていなかった名前)は何だったのか?
〇〇〇〇に関しては、分からず。呪いの伝搬を防ぐため、島外に話を出さないようにしているらしい。
何か事件があったみたいだが、その事については教えてくれなかった。「年寄りが墓までもっていく事」
○「それ」に関する祭りについて
・その祭りは公開されてますか?ググったら出てきますか?まつられてるってことは、つまり神?
公開はされてない模様。
うちの父が舞子なので、明日にでもきいてみようと思う。父が主役。
鱈の祭は鱈は主役ではないんだがサブキャラとして。神の使いとしてでてくる。
舞の中に、主役が神に目を見えなくされ、鱈の面をかぶったサブキャラが代わりに戦うという描写がある
豊漁の舞もあった。名前は違うかもだけど
・奉納神楽のようなものなら、起源は古いのでは?おじいさんの子供の頃≒昭和初期の事件が初めてではない?
父に聞いて見ないことには起源はわからない。
島にいるなら資料館で調べる事もできるんだが…
プロットは、「島民に害をなす山神に対し英雄(人間)が鱈(海の神)の助けを得て退治する」
主役は天狗?
舞は12か13くらいまである。
・その祭の主催は連れて行かれたお寺?神様を祀ったり舞を奉納したりするのは普通は神社ではないか?
いや寺ではない。
そこの青年団が毎年開催してると思う。
自分の記憶だが、毎年神輿を担いだ後に神社の境内で舞っていたと思います
・その神社に祀られているのは、×荒ぶる山猿神 ×鱈を眷属に持つ海の神 ○天狗
いや奉られてるのは、山神です。
舞う人は獅子ってよんでますが…顔はほぼ人間です。ってか猿か?
訛りが強いのでヒヒだったり…しないかw
島のじじばば達が嫌と言う程知っているじゃないか
民俗学は文化の分析学みたいなものだよ
民俗学から攻めるなら、なおさら、場所のヒントを。地方だけでも
季節も関係あるよ。
山ノ神がプラスになって里に降りてくる。
冬の間はマイナスの鬼神になってるとか
○魚の頭について
・なぜ魚を玄関に置くのか?
魚は、魔よけと贄?の意味があるとの事。
鱈の頭をミイラにしたもの。町に伝わる踊りにも鱈の頭をかぶった踊り子がでてくる。
鱈の頭に気を取られるので、中に入ってくるのを防ぐらしい
・吊り下げた鱈の数って一匹だけ?それとも家族分?
見たことあるのは1匹だけ。かなりでかかった記憶がある
・例の声を聞いた後、鱈に何か変わった変化はあった?腐ってたとか、傷跡があったとか
特に変化は無かった(怖くて見れなかった) 何年か一度作りかえる
じじいわく、それで遊ぶ(?)
鱈の頭の干物、というかミイラに近く、交換するときには結構ボロボロになっていた。
○ハヤニエについて
・犬のハヤニエ、何名かの小学生か坊主にされた以外の被害は?
そのときには他の実害無し。
ただ、じじと話してるときに、鬼憑き?漢字あってるかわからんと、メクラって単語がでてきた
→メクラ=盲?山のヒサルキ話と関連あり?
・突き刺さってた犬の意味は?合図みたいなもの?
大きい物から小さいものがあるとの事。でかいものほど危険であると。(なにが危険なんだ?)
犬程の大きさのは親は見たことがなかったらしい。 小さいものは、わりとあるとの事。規模?があるらしい
・突き刺しの合図は定期的に実行されてる?
自分がでたのが中学卒業してからだから、それまでは小さい?のならあったらしい。年に1、2回ぐらい。
話題になるかどうかは別として…多分今もあると思う。
・その贄は、山猿神の仕業ではなく島民から神への捧げ物?祭や舞の中にそういうモチーフはある?
どうやら違う可能性が高いらしい。
確かにかなりの高さの鉄塔人に見られずに犬を突き刺すのは無理っぽいし。
一応その鉄塔を写メにとって明日送ってもらうので、きたらうpしたいと思います。
・その贄を発見した時の島民の対応は謹慎だけ?大人たちが密かに儀式を行ったりしていた形跡は?
もしかしたら何かあるかもしれないが、自分の記憶にはない。
・刺さっている場所は鉄塔の上だけか?
いろいろあるみたい。尖った物ならなんにでもささるんじゃないかな?
逆効果では?
こういう例はある?教えて民俗学の人!
猿面の山神、というか異界系の神といったら、猿田彦
天狗とも関係あるな
島のじじばばは口が堅くて…w
これ以上語ってくれるかどうか。
>>408
すいません。地方でもダメらしいので…北のほうです
これを機会に今夜は落ちます。
質問するにしてもちょっとよく整理してからの方がいいと思いますので。
まとめ乙です!
わかった事は随時カキコミしますのでよろしくお願いします。
退治される描写はないんです。
追い払う?のは途中であるんですが…
だいたいは最後に同じ舞を3キャラ一緒にまっておわります。
子供心に「楽しそうだな」と思った事があります
kwsk!!
でもそこまで話がひろがるのか?
元からあった舞に舞を加えていくなんて事できるんでしょうかね?
乙です
後で自分も整理して見ますね
うーん。でもありえないことではないと思うな。
ギリシアローマよりは、日中印の神話の方が、意外と神と人間の距離はちかいんだ。
(前者ではまずありえない)
その、ひどすぎる人為的事件の犠牲者?を神と同一化し、崇めて、その恨みを散らす
ってこともよくあるプロットだと思うよ
なるほど
すると、なにか元になった神話?があり、昭和の初期頃に神話に元づいた事が実際に起こってしまった。って事も考えられますね。
どんどん今までまとめで読んだヒサルキ関連から離れていくような…
ところで鬼憑きとはなんでしょう?神憑きに関係あるんでしょうか?
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